ex:a0376

「名を知らぬ禽(とり)が意味の分らぬ歌を投げ落したりした」

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-======= 「投げ落し」 ======+======= ​lv3-名を知らぬ禽(とり)が意味の分らぬ歌を投げ落したりした」 ======
  
 ^  Example ID  |  a0376  | ^  Example ID  |  a0376  |
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 == Text == == Text ==
  
-「恐ろしい大きな高い巌が前途(ゆくて)に横たわっていて、あのさきへ行くのか知らんと疑われるような覚束ない路を辿って行くと、辛うじてその岩岨(いわそば)に線のような道が付いていて、是非なくも蟻の如く蟹の如くになりながら通り過ぎてはホッと息を吐くこともあって、何だってこんな人にも行会わぬいわゆる僻地窮境に来たことかと、聊(いささ)か後悔する気味にもならざるを得ないで、薄暗いほどに茂った大樹の蔭に憩いながら明るくない心持の沈黙を続けていると、ヒーッ、頭の上から名を知らぬ禽(とり)が意味の分らぬ歌を投げ落したりした。」([[reference:​kouda-rohan]][[reference:​kouda-rohan-kanga]]:​ 106)+「恐ろしい大きな高い巌が前途(ゆくて)に横たわっていて、あのさきへ行くのか知らんと疑われるような覚束ない路を辿って行くと、辛うじてその岩岨(いわそば)に線のような道が付いていて、是非なくも蟻の如く蟹の如くになりながら通り過ぎてはホッと息を吐くこともあって、何だってこんな人にも行会わぬいわゆる僻地窮境に来たことかと、聊(いささ)か後悔する気味にもならざるを得ないで、薄暗いほどに茂った大樹の蔭に憩いながら明るくない心持の沈黙を続けていると、ヒーッ、頭の上から名を知らぬ禽(とり)が意味の分らぬ歌を__投げ落し__たりした。」([[reference:​kouda-rohan]][[reference:​kouda-rohan-kanga]]:​ 106)
  
 ^  Context ​ ^  Focus  ^  Standard ​ ^  Context ​  | ^  Context ​ ^  Focus  ^  Standard ​ ^  Context ​  |
-   |  投げ落し ​ |  (上から聞こえ) ​ |  ​歌を  ​|+ ​歌を  ​|  投げ落し ​ |  (上から聞こえ) ​ |    |
  
  
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 ^  Source ​ ^  Relation ​ ^  Target ​ ^  Pattern ​ | ^  Source ​ ^  Relation ​ ^  Target ​ ^  Pattern ​ |
-|  [[source:投げ]]  |  =  |  [[target:上から聞こえ]]  |  [[metaphor:​歌=物体]] ​ |+|  [[source:2.1251-3|とす]]  |  =  |  [[target:2.3230-2|歌う]]  |  [[metaphor:​歌=物体]] ​ |
  
  
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  ​reference:​kouda-rohan-kanga  ​reference:​kouda-rohan-kanga
  ​metaphor:​ 歌=物体  ​metaphor:​ 歌=物体
- ​source:​投げ落し + ​source:​2.1251-3 
- ​target:​上から聞こえ+ ​target:​2.3230-2
  ​effect:​  ​effect:​
  ​collector:​AT  ​collector:​AT
- ​annotator-5:+ ​annotator-6:TK
 }} }}
  
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)