ex:a0370

「往時(むかし)の感情(おもい)の遺した余影(かげ)が酒の上に時々浮ぶ」

以前のリビジョンの文書です


lv5-「往時(むかし)の感情(おもい)の遺した余影(かげ)が酒の上に時々浮ぶ」

Example ID a0370
Category 隠喩・メタファー (metaphor)
Text

「無かった縁に迷いは惹かぬつもりで、今日に満足して平穏に日を送っている。ただ往時(むかし)の感情(おもい)の遺した余影(かげ)が太郎坊の湛える酒の上に時々浮ぶというばかりだ。」(幸田露伴「太郎坊」: 23)

Context Focus Standard Context
往時の感情の遺した 余影 (思い出)
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
= 思い出 記念=陰
Figurative Construction
Construction
Mapping Schema
Functional Type
Rhetorical Effects
  • visualizing 記憶のなかの思い出を、酒に映る影として視覚的に表現している。
最終更新: 2019/09/20 17:17