ex:a0322

「やっぱり正体のある文字だと感心した」

以前のリビジョンの文書です


「正体のある」

Example ID a0322
Category 隠喩・メタファー (metaphor)
Text

「おれは君子という言葉を書物の上で知ってるが、これは字引にあるばかりで、生きてるものではないと思ってたが、うらなり君に逢ってから始めて、やっぱり正体のある文字だと感心したくらいだ。」(夏目漱石「坊ちゃん」: 93)

Context Focus Standard Context
正体のある (その語の意味にふさわしい指示対象が存在する) 文字
Conceptual Mapping
Rhetorical Effect
Figurative Marker
最終更新: 2019/08/01 14:33 (外部編集)