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「やっぱり正体のある文字だと感心した」
「やっぱり正体のある文字だと感心した」
Text
「おれは君子という言葉を書物の上で知ってるが、これは字引にあるばかりで、生きてるものではないと思ってたが、うらなり君に逢ってから始めて、やっぱり正体のある文字だと感心したくらいだ。」
Context | Focus | Standard | Context |
---|---|---|---|
正体のある | (その語にふさわしい指示対象が存在する) | 文字 |
Rhetoric
Category | |
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1 | 隠喩・メタファー (metaphor) |
2 | 主観化 (subjectification) |
3 | 過大誇張 (auxesis) |
4 | アナロジー・類推 (analogy) |
5 | 擬人法 (personification) |
Semantics
Grammar
Construction | |
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Mapping Type |
Lexical Slots | Conceptual Domain |
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Preceding | Morpheme | Following | Usage |
---|
Pragmatics
Category | Effect |
---|---|
主観化 (subjectification) |
ことばの指示対象を人物の本来の姿にたとえることで、「君子」という語の本来の指示対象がそれまでは隠されていて不明であった、という認識を表している。 |
過大誇張 (auxesis) | 実体のある言葉というイメージが高まる。 |
アナロジー・類推 (analogy) | 仮の姿と本来の姿のある人物になぞらえることで、「君子」という語にも同種の二面性があることが示されている。 |
擬人法 (personification) | 人になぞらえることで、「君子」という語が相手や場合によって姿を変えるかのような印象を与える。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)