ex:a0316
「東の空はまるで白く燃えているようです」
「東の空はまるで白く燃えているようです」
| Page Type | Example |
|---|---|
| Example ID | a0316 |
| Author | 宮沢賢治 |
| Piece | 「双子の星」 |
| Reference | 『新編銀河鉄道の夜』 |
| Pages in Reference | 8 |
Text
「ポウセさん。もういいでしょう。東の空はまるで白く燃えているようですし、下では小さな鳥なんかもう目をさましている様子です。」
| Context | Focus | Standard | Context |
|---|---|---|---|
| 白く | 燃えている | (明るくなっている) |
Rhetoric
Semantics
Grammar
| Lexical Slots | Conceptual Domain |
|---|---|
| A | Target |
| B | Source |
| Preceding | Morpheme | Following | Usage | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | A | は | B | は-既出のものに関する判断の主題 |
| 2 | まるで | ちょうど(ちょうど) | ||
| 3 | B | ようだ | 様-類似-終止形 |
Pragmatics
| Category | Effect |
|---|---|
| 明晰 (clarity) | 燃焼による火の輝きの強さという身近な事象を引き合いに出すことで、朝日が昇った東の空について、陽の光が強く輝いている様を具体的に想起させる。 |
| 自然描写 (description of nature) | 燃焼による火の輝きの強さによって、朝日が昇った東の空の強い輝きを描いている。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)
