ex:a0257

「家の中は寝ることも出来ない」

「家の中は寝ることも出来ない」

Page Type	Example
Example ID	a0257
Author	夢野久作
Piece	「いなか、の、じけん」
Reference	『夢野久作全集第１』
Pages in Reference	51

Text

「この噂が伝わると、そこいらじゅうの信心家が、あとからあとから押しかけて来て『お不動様』の御利益にあずかろうとしたので、家の中は夜通し寝ることも出来ないようになった。」

Context	Focus	Standard	Context
	家の中	（家族）	は…寝ることも出来ない

Rhetoric

	Category
1	換喩・メトニミー (metonymy)
2	誇張法 (hyperbole)

Semantics

	Source	Relation	Target	Pattern
1	屋内	>	住人	坑内>住民

Grammar

Construction
Mapping Type

　

Lexical Slots	Conceptual Domain

　

	Preceding	Morpheme	Following	Usage

Pragmatics

Category	Effect
誇張法 (hyperbole)	実際に寝るのは家の内の一部だが、家全体の問題とすることで、人が押しかけてくる様子の忙しなさが表現される。

用例一覧, 夢野久作, 「いなか、の、じけん」, 『夢野久作全集第１』, 換喩・メトニミー (metonymy), 誇張法 (hyperbole), 坑内>住民, 坑内（こうない）, 住民（じゅうみん）, T-Inoue, A-Tamaru, R-Kikuchi

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)