ex:a0251
「男が大の字になってグウグウとイビキをかいていた」
「男が大の字になってグウグウとイビキをかいていた」
Page Type | Example |
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Example ID | a0251 |
Author | 夢野久作 |
Piece | 「いなか、の、じけん」 |
Reference | 『夢野久作全集第1』 |
Pages in Reference | 47 |
Text
「その横の縁台の上に、頬冠りをした男が大の字になって、グウグウとイビキをかいていた。」
Context | Focus | Standard | Context |
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男が | 大の字になって | (両手両足を広げて) |
Rhetoric
Category | |
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1 | 隠喩・メタファー (metaphor) |
2 | アナロジー・類推 (analogy) |
3 | イディオム・慣用表現 (idiom) |
4 | 人物描写 (description of a character) |
Semantics
Grammar
Construction | |
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Mapping Type |
Lexical Slots | Conceptual Domain |
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Preceding | Morpheme | Following | Usage |
---|
Pragmatics
Category | Effect |
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アナロジー・類推 (analogy) | 男の手足の広げ方が、「大」という文字の形になぞらえて分かりやすく表現されている。 |
イディオム・慣用表現 (idiom) | 「大の字になる」という定型的な表現によって男の様子が描かれている。 |
人物描写 (description of a character) | 「大」という字を参照することで、眠る男の体勢が描かれている。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)