ex:a0191
「腹の中まで惚れさせる」
「腹の中まで惚れさせる」
| Page Type | Example |
|---|---|
| Example ID | a0191 |
| Author | 夏目漱石 |
| Piece | 「坊っちゃん」 |
| Reference | 『夏目漱石』 |
| Pages in Reference | 142 |
Text
「表向きは赤シャツの方が重々もっともだが、表向きがいくら立派だって、腹の中まで惚れさせる訳には行かない。」
| Context | Focus | Standard | Context |
|---|---|---|---|
| 腹の中まで | 惚れさせる | (信用させる) |
Rhetoric
Semantics
Grammar
| Construction | |
|---|---|
| Mapping Type |
| Lexical Slots | Conceptual Domain |
|---|
| Preceding | Morpheme | Following | Usage |
|---|
Pragmatics
| Category | Effect |
|---|---|
| 誇張法 (hyperbole) | 赤シャツへの信用が、異性への好意のような強い感情を伴うものであるかのような印象を与える。 |
| アナロジー・類推 (analogy) | 特定の相手に惚れると他の異性が目に入らなくなるという心的状況を引き合いに出すことによって、赤シャツが周囲の人間からの信用を得てしまうと、自分自身の言うことは聞いてもらえなくなる、という敵対関係の認識が見てとれる。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)
