ex:a0129
「寒さや霜がまるで剣のようによだかを刺しました」
「寒さや霜がまるで剣のようによだかを刺しました」
Page Type | Example |
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Example ID | a0129 |
Author | 宮沢賢治 |
Piece | 「よだかの星」 |
Reference | 『新編銀河鉄道の夜』 |
Pages in Reference | 44 |
Text
「寒さや霜がまるで剣のようによだかを刺しました。」
Context | Focus | Standard | Context |
---|---|---|---|
剣 | 寒さや霜 | のようによだかを刺しました |
Rhetoric
Semantics
Grammar
Construction | AがまるでBのようにCをD |
---|---|
Mapping Type | 概念メタファー |
Lexical Slots | Conceptual Domain |
---|---|
A | Target |
B | Source |
C | Target |
D | Elaboration |
Preceding | Morpheme | Following | Usage | |
---|---|---|---|---|
1 | A | が | D | が-主語 |
2 | まるで | ちょうど(ちょうど) | ||
3 | B | の[ように] | D | の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合 |
4 | B | [の]ように | D | 様-類似-連用形 |
5 | C | を | D | を-目的・目標(他動詞) |
Pragmatics
Category | Effect |
---|---|
明晰 (clarity) | 寒さが並大抵のものではなく、よだかの生命を奪いかねないものであることが、剣という殺傷能力を有する事物へのなぞらえによってはっきりと示されている。 |
過大誇張 (auxesis) | 剣になぞらえることで、身体に対する寒さや霜の厳しさが非常に大きいものであることが強調されている。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)