ex:a0124

「羊歯（しだ）の葉は、よあけの霧を吸って青くつめたくゆれました」

「羊歯（しだ）の葉は、よあけの霧を吸って青くつめたくゆれました」

Page Type	Example
Example ID	a0124
Author	宮沢賢治
Piece	「よだかの星」
Reference	『新編銀河鉄道の夜』
Pages in Reference	41

Text

「羊歯（しだ）の葉は、よあけの霧を吸って、青くつめたくゆれました。」

Context	Focus	Standard	Context
羊歯（しだ）の葉は、よあけの霧を吸って	青くつめたく	（）	ゆれました

「青い」のはしだの葉、その葉が「冷たい」霧を吸っているという関係にもとづいている。

Rhetoric

	Category
1	転移修飾語 (transferred epithet)

Semantics

	Source	Relation	Target	Pattern
1	揺れる	>	葉	揺れる>葉
2	葉	>	霧	葉>霧

Grammar

Construction
Mapping Type

　

Lexical Slots	Conceptual Domain

　

	Preceding	Morpheme	Following	Usage

Pragmatics

Category	Effect
転移修飾語 (transferred epithet)	羊歯の葉の揺れに、羊歯そのものの特徴であるはずの青さや冷たさが感じられる。

用例一覧, 宮沢賢治, 「よだかの星」, 『新編銀河鉄道の夜』, 転移修飾語 (transferred epithet), 揺れる>葉, 葉>霧, 揺れる（ゆれる）, 葉（は）, 葉（は）, 霧（きり）, M-Sato, T-Komatsubara, Y-Hirakawa, T-Komatsubara

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)