ex:a0098
「石の地蔵のように身じろぎもしないで、ポカンと立っていて」
以前のリビジョンの文書です
lv4-「石の地蔵のように身じろぎもしないで、ポカンと立っていて」
Example ID | a0098 |
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Category | 直喩・シミリ (simile) |
Text
「サア来ました。ト蔵海がいった。そして途端に持っていた蝙蝠傘の一端を放した。で、大噐氏は全く不知案内の暗中の孤立者になったから、黙然として石の地蔵のように身じろぎもしないで、雨に打たれながらポカンと立っていて、次の脈搏、次の脈搏を数えるが如き心持になりつつ、次の脈が搏つ時に展開し来る事情をば全くアテもなく待つのであった。」(幸田露伴「観画談」: 123-124)
Context | Focus | Standard | Context |
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石の地蔵 | 大噐氏 | のように身じろぎもしないで立っていて |
Conceptual Mappings
Figurative Constructions
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:32 (外部編集)