同一の語句を連続的に用いるなど,文章中の一定箇所に同じことばをちりばめる修辞技法
* 「さて、題だが……題は何としよう? 此奴には昔から附倦(つけあぐ)んだものだッけ……と思案の末、礑(はた)と膝を拊(う)って、 平凡! 平凡に、限る。平凡な者が平凡な筆で平凡な半生を叙するに、平凡という題は動かぬ所だ、と題が極る。」(二葉亭四迷『平凡』)
* 『日本語の文体・レトリック辞典』(中村明/東京堂出版) * 『現代言語学辞典』(田中春美[編集主幹]、樋口時弘・家村睦夫・五十嵐康男・倉又浩一・中村完・下宮忠雄・田中幸子[編集・執筆]/成美堂)
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隔語句反復・畳点法 (epanalepsis) | 6 |
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