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「上半身が水面から躍りあがった」

Page Type Example
Example ID a2038
Author 太宰治
Piece 「魚服記」
Reference 『太宰治』
Pages in Reference 11

Text

いちど、滝壺ふかく沈められて、それから、すらっと上半身が水面から躍りあがった。眼をつぶって口を小さくあけていた。青色のシャツのところどころが破れて、採集かばんはまだ肩にかかっていた。

Context Focus Standard Context
上半身が水面から 躍りあがった (現れた)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 踊る = 現れる 現れる=踊る

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
イメジャリー・イメージ (imagery) 踊り飛び跳ねるイメージを喚起し、水面から一気に浮き上がった上半身の勢いや様子を具体的に想起させる。