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「雑煮の元気も回復した」

Page Type Example
Example ID a1328
Author 夏目漱石
Piece 「吾輩は猫である」
Reference 『夏目漱石』
Pages in Reference 255

Text

まさか雑煮を食って踊りを踊ったとも云われないから『何別段の事もありませんが、少し考え事をしたら頭痛がしてね。あなたと話しでもしたら直るだろうと思って実は出掛けて来たのですよ』『そう。御大事になさいまし。さようなら』少しは名残り惜し気に見えた。これで雑煮の元気もさっぱりと回復した。

Context Focus Standard Context
雑煮 (雑煮の餅を喉に詰まらせて困ったこと) の元気もさっぱりと回復した

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 雑煮 > ハプニング あつもの>事態

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
省筆 (-) 雑煮の餅を喉に詰まらせた一連の状況を話題として短縮して表現している。