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Category ID | jokotoba |
Superordiantes | |
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ある語句を導きだすために,実質的な意味の薄れかかった,一句以上の長さの創作的な前置きを加える修辞技法
* 『万葉集』の巻四に、「み熊野の浦の浜木綿(はまゆふ)百重(ももへ)なす 心は思(も)へど直(ただ)に逢はぬかも」という柿本人麻呂の短歌がある。「浜木綿」は葉が重なり合って生えるところから「百重なす」を呼び出し、そのように「幾重にも心で思っているが」という意味で「直接逢う機会に恵まれない」という意味へと展開する。
* 『日本語の文体・レトリック辞典』(中村明/東京堂出版)
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