相手をけなしているように見せかけながら実は持ち上げて誉めている文彩
* 「ねえ、お分かりですか、この作品一作で、あなたはプラトンの共和国からは追放されたでしょうね?」〔プラトンは自分の構想する理想国から詩人は危険分子であると追放した。いわば追放されることは真の詩人と認められた証しで、名誉なことにほかならない〕
* 『レトリック辞典』(野内良三/国書刊行会)