目次

「さんざん逃げまわったあげく二三か月は床についてしまう」

Page Type Example
Example ID a1936
Author 芥川龍之介
Piece 「河童」
Reference 『芥川龍之介』
Pages in Reference 328

Text

雄の河童こそみじめです。なにしろさんざん逃げまわったあげく、運よくつかまらずにすんだとしても、二三か月は床についてしまうのですから。

Context Focus Standard Context
二三か月は 床についてしまう (寝込んでしまう)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 床に就く > 病臥する 休む>発作が起こる

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
イディオム・慣用表現 (idiom) <体調が悪くなる>ことを「床につく」という慣用的な表現で表す。それにより、体調不良という状態だけでなく、寝込んでいる様子を描く。