目次

「蛇とイナゴの方からウナギやエビへ応用をきかせるわけにはいかねえだろう」

Page Type Example
Example ID a1815
Author 坂口安吾
Piece 「金銭無情」
Reference 『坂口安吾』
Pages in Reference 331-332

Text

『兵隊のとき、大陸でやりましたよ。豚をさいたり、蛇をさいたり、イナゴのテリヤキ、なんでもできますよ』(…)『(…)第一君、高級料理から下級料理への応用てえのは分るけれども、蛇とイナゴの方からウナギやエビへ応用をきかせるわけにはいかねえだろう』

Context Focus Standard Context
蛇とイナゴの方から ウナギやエビ (高級料理) へ応用をきかせる

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 ウナギ > 料理 シーラカンス>料理
2 エビ > 料理 甲殻類>料理

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
対照法・対照 (antithesis) 具体的な食材名をだすことで、食材の落差がより鮮明に感じられる。