「そんなお金の事などは一切お父様がなすって、きょうはいくら、明日はいくらと駅逓局(その頃はもう郵便局と云っておりましたが、お父様は矢張りこんな風に昔の名前を云っておられました)にお預けになるので、お母様はほんとうにお仕事の地獄に落ちておいでになるようで御座いました。」
Context | Focus | Standard | Context |
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お仕事の | 地獄に落ちて | (苦しさを感じて) |
Construction | AはBようで御座いました |
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Mapping Type | 概念メタファー |
Lexical Slots | Conceptual Domain |
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A | Target |
B | Source |
Preceding | Morpheme | Following | Usage | |
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1 | A | は | B | は-既出のものに関する判断の主題 |
2 | B | よう[で御座いました] | 様-類似-連用形 | |
3 | B | [よう]で[御座いました] | だ-断定・指定-連用形 | |
4 | B | [ようで]御座い[ました] | ある(ある) | |
5 | B | [ようで御座い]まし[た] | ます-丁寧-連用形 | |
6 | B | [ようで御座いまし]た | た-過去-終止形 |