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「蠍の眼も赤く悲しく光りました」

Page Type Example
Example ID a1010
Author 宮沢賢治
Piece 「双子の星」
Reference 『新編銀河鉄道の夜』
Pages in Reference 17

Text

西の雲はまっかにかがやき蠍の眼も赤く悲しく光りました。

Context Focus Standard Context
蠍の眼も 悲しく () 光りました

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
評価 (evaluation) ここでは、悲しさは「蠍」自身の感情ではなく、「蠍」の目の光る様子を見る語り手の感情であると解釈する。
意味構文 (synesis) この解釈では、語り手の悲しみが、蠍の目の光り方の形容として投影されていると考えられる。