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「蠍はいやな息をはあはあ吐いて」

Page Type Example
Example ID a1009
Author 宮沢賢治
Piece 「双子の星」
Reference 『新編銀河鉄道の夜』
Pages in Reference 16

Text

蠍は尾をギーギーと石ころの上に引きずっていやな息をはあはあ吐いてよろりよろりとあるくのです。

Context Focus Standard Context
いやな ()

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
評価 (evaluation) 語り手が「息」を「いや」であると感じていることを表す。
転用語法 (enallage) 語り手の「いや」であると感じていることを表すために、「息」の形容として「いやな」を用いている。