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「夜鷹やほととぎすなどが咽頭をくびくびさせている」

Page Type Example
Example ID a0979
Author 宮沢賢治
Piece 「双子の星」
Reference 『新編銀河鉄道の夜』
Pages in Reference 9

Text

私共の世界が旱(ひでり)の時、瘠せてしまった夜鷹やほととぎすなどが、それをだまって見上げて、残念そうに咽喉をくびくび[『くびくび』に傍点]させているのを時々見ることがあるではありませんか。

Context Focus Standard Context
夜鷹やほととぎすなどが… 咽頭をくびくびさせている (喉を渇かせている)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 くびくびする > 渇く 上下動する>飢える

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
迫真法・活写法・現前化 (hypotyposis) オノマトペで表現することで、喉が渇いていることが臨場感をもって感じられる。