「狐は、風のやうに走り出した」

「狐は、頭をめぐらすと、又枯薄（かれすすき）の中を、風のやうに走り出した。」

Context	Focus	Standard	Context
	風	狐	走り出した

	Category
1	直喩・シミリ (simile)
2	イメジャリー・イメージ (imagery)

	Source	Relation	Target	Pattern
1	風	=	狐	犬=風

Construction	AはBのようにC
Mapping Type	概念メタファー

	Preceding	Morpheme	Following	Usage
1	A	は	C	は-既出のものに関する判断の主題
2	B	の［ように］	C	の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合
3	B	［の］ように	C	様-類似-連用形

Category	Effect
イメジャリー・イメージ (imagery)	狐の走り出し方に、風と同様の素早さや勢いが感じられる。