目次

「小高い段の上に見える一と棟の草屋根」

Page Type Example
Example ID a0588
Author 谷崎潤一郎
Piece 「吉野葛」
Reference 『谷崎潤一郎』
Pages in Reference 271

Text

ようようのことで、『それならあそこかも知れない』と、とある駄菓子屋の奥から出て来た古老らしい人が縁先に立って指さしてくれたのは、街道の左側の、小高い段の上に見える一と棟の草屋根であった。

Context Focus Standard Context
小高い段の上に見える一と棟の 草屋根 (草屋根の家) であった

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 草屋根 > 屋根>住居

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
風景描写 (scene-description) 遠いので、屋根しか見えないという視界を表している。