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「勘太郎の頭が、右左へぐらぐら靡(なび)いた」

Page Type Example
Example ID a0563
Author 夏目漱石
Piece 「坊っちゃん」
Reference 『夏目漱石』
Pages in Reference 11

Text

邪魔になって手が使えぬから、無暗に手を振ったら、袖の中にある勘太郎の頭が、右左へぐらぐら靡(なび)いた

Context Focus Standard Context
勘太郎の頭が 靡(なび)いた (揺れた)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 なびく = 揺れる 揺れる=なびく

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
イメジャリー・イメージ (imagery) 勘太郎の頭が袖の中で揺れる様子を、風に吹かれるままに全く抵抗することなく揺れる草のイメージによって表現している。