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「槍一すぢの家がら」

Page Type Example
Example ID a0542
Author 芥川龍之介
Piece 「奉教人の死」
Reference 『芥川龍之介』
Pages in Reference 191

Text

この『しめおん』は、元さる大名に仕へた、一すぢの家がらなものぢや。されば身のたけも抜群なに、性得の剛力であつたに由つて、伴天連が『ぜんちよ』ばらの石瓦にうたるるを、防いで進ぜた事も、一度二度の沙汰ではごさない。

Context Focus Standard Context
この『しめおん』は… (戦闘) 一すぢの家がらなもの

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 やり > 裕福 やり>富

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
象徴・シンボル (symbol) 「槍」をその家の象徴のように捉える。それにより、槍術を生業とする家であることを印象付ける。