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「半左右衛門が脆くもぺしゃんこになった」

Page Type Example
Example ID a0445
Author 坂口安吾
Piece 「村のひと騒ぎ」
Reference 『坂口安吾』
Pages in Reference 23

Text

『おや、この人は変なことをお言いだよ』と、そこでお峯は怖い顔で半左右衛門を睨みつけた。『胸に手を当ててごらん! わたしたちは高貴な身分どころではありませんからね!』弱気な半左右衛門が脆くもぺしゃんこになったのは言うまでもない。

Context Focus Standard Context
半左右衛門が ぺしゃんこになった (落ち込んだ)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 ぺしゃんこ = 絶望的 絶望的=扁平

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
心理描写 (psychological-description) 女房の言葉にいとも簡単に圧倒された男の心の弱さを描写している。
誇張法 (hyperbole) 半左右衛門の気の弱さを強調する表現になっている。