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「兄の尻にくっ付いて九州下りまで出掛ける気は毛頭なし」

Page Type Example
Example ID a0428
Author 夏目漱石
Piece 「坊っちゃん」
Reference 『夏目漱石』
Pages in Reference 19

Text

兄は無論連れて行ける身分でなし、清も兄の尻にくっ付いて九州下りまで出掛ける気は毛頭なし、と云ってこの時のおれは四畳半の安下宿に籠って、それすらもいざとなれば直ちに引き払わねばならぬ始末だ。

Context Focus Standard Context
兄の 尻にくっ付いて (付いて行って)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 > 後ろ 臀部>前後

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
ユーモア (humour) 尻という部位は、座るときには身体を支える役割を担わされ、排泄との結びつきも強いことから、尻への注目は滑稽さを与える。