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「道有る時も直きこと矢のごとし」

Page Type Example
Example ID a0413
Author 中島敦
Piece 「弟子」
Reference 『中島敦』
Pages in Reference 81

Text

子路が納得し難げな顔色で立去った時、その後姿を見送りながら、孔子が愀然(しゅうぜん)として言った。邦(くに)に道有る時も直きこと矢のごとし。道無き時もまた矢のごとし。

Context Focus Standard Context
直き (実直である) こと矢のごとし

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 まっすぐ = 実直 まめ=まっすぐ

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
明晰 (clarity) 男の誠実さを矢の軌道に喩えることで、その性分に邪悪な部分が一抹もないことを明確に描いている。