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「はやてのように後ろから、追いついた」

Page Type Example
Example ID a0221
Author 夏目漱石
Piece 「坊っちゃん」
Reference 『夏目漱石』
Pages in Reference 197

Text

町さえはずれれば、どこで追いついても構わないが、なるべくなら、人家のない、杉並木で捕(つら)まえてやろうと、見えがくれについて来た。町を外れると急に馳(か)け足の姿勢で、はやてのように後ろから、追いついた。何が来たかと驚ろいて振り向く奴を待てと云って肩に手をかけた。

Context Focus Standard Context
はやて () のように…追いついた

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 はやて = 人間=あらし

Grammar

Construction AのようにB
Mapping Type 概念メタファー

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Source
B Elaboration

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A の[ように] B の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合
2 A [の]ように B 様-類似-連用形

Pragmatics

Category Effect
明晰 (clarity) 疾風の素早さを引き合いに出すことで、行動の素早さが分かりやすくなっている。