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「山嵐の踵(かかと)を踏んであとからすぐ現場へ馳けつけた」

Page Type Example
Example ID a0215
Author 夏目漱石
Piece 「坊っちゃん」
Reference 『夏目漱石』
Pages in Reference 176

Text

山嵐は世話の焼ける小僧だまた始めたのか、いい加減にすればいいのにと逃げる人を避(よ)けながら一散に馳(か)け出した。見ている訳にも行かないから取り鎮(しず)めるつもりだろう。おれは無論の事逃げる気はない。山嵐の踵(かかと)を踏んであとからすぐ現場へ馳けつけた。

Context Focus Standard Context
踵を踏んで (すぐついて行って)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 踏む = 追い掛ける 追う=踏む

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
誇張法 (hyperbole) すぐ後ろをついているという印象を与える。