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「雲も赤く燃えているようです」

Page Type Example
Example ID a0123
Author 宮沢賢治
Piece 「よだかの星」
Reference 『新編銀河鉄道の夜』
Pages in Reference 40

Text

山焼けの火は、だんだん水のように流れてひろがり、雲も赤く燃えているようです。

Context Focus Standard Context
雲も赤く 燃えている (輝いている)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 燃える = 輝く 輝く=燃やす

Grammar

Construction AもBようです
Mapping Type 概念メタファー

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Target
B Source

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A B も-同類(主語)
2 B ようです 様-類似-終止形

Pragmatics

Category Effect
イメジャリー・イメージ (imagery) 山焼けの火に照らされた雲の赤さが、火の燃焼による赤さにたくして視覚的に喚起される。
風景描写 (scene-description) 燃える物体になぞらえることで山焼けの際の雲の様子が分かりやすく描かれている。