目次

「よだかは、まるで矢のようにそらをよこぎりました」

Page Type Example
Example ID a0121
Author 宮沢賢治
Piece 「よだかの星」
Reference 『新編銀河鉄道の夜』
Pages in Reference 39

Text

それからにわかによだかは口を大きくひらいて、はねをまっすぐに張って、まるでのようにそらをよこぎりました。

Context Focus Standard Context
よだか そらをよこぎりました。

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 = たか わし=矢

Grammar

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Target
B Source
C Elaboration

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A C は-一般的事物に対する判断の主題
2 まるで ちょうど(ちょうど)
3 B の[ように] C の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合
4 B [の]ように C 様-類似-連用形

Pragmatics

Category Effect
イメジャリー・イメージ (imagery) 矢の形状やスピード、一直線に進む様を想起させることで、体を真っすぐにして羽を開き飛行する夜だかの形状・速さ・姿勢が、視覚的に喚起される。