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「人山が出来てしまう」

Page Type Example
Example ID a0040
Author 芥川龍之介
Piece 「ひょっとこ」
Reference 『芥川龍之介』
Pages in Reference 248

Text

吾妻橋の欄干によって、人が大ぜい立っている。時々巡査が来て小言を云うが、すぐまた元のように人が出来てしまう。皆、この橋の下を通る花見の船を見に、立っているのである。

Context Focus Standard Context
(大きな集まり) が出来てしまう

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 = 集まり 群れ=山

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
擬物法・結晶法 (hypostatization) 個別の人の個性が失われ、全体として捉えられている。