====== アノテーションの様式 ======
※このページはアップデート作業中です。
このコーパスは、用例ページとアノテーションページを中心に構成されています。簡潔なコーパスの使い方は、[[info:howto]]を見て下さい。
用例ページに、アノテーションページをリンクすることで、用例の分析を表現します。[[index:category|修辞学的アノテーション]]、[[index:mapping|意味論的アノテーション]]、[[index:construction|文法論的アノテーション]]、[[index:effect|語用論的アノテーション]]、[[index:reference|メタデータ]]の5種類のアノテーション項目があり、分析の観点に応じていくつかの種類のページが各項目に含まれます。
以下では、用例ページとアノテーションページで用いる変数と[[https://www.kotorica.net/j-fig/info/guideline|用例データ]]のCSVファイルで用いる変数を対応づけて、各変数を説明します。
===== 用例ページ =====
* 用例ページの例:[[ex:a0031]]
* 用例ページが格納される名前空間は「ex」です。
==== Metadata ====
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^ページ ^データ ^説明 |
^ページ見出し | Title_header_metadata | 各用例の見出し。 |
^Page Type | | 用例ページは「Example」。 |
^Example ID |Example_ID_metadata |各用例を同定するためのID。半角英字1文字+半角数字4文字。 |
^Author |Name_entry_metadata |出典作品の著者名。 |
^Piece |Piece_entry_metadata |出典作品名。 |
^Reference |Reference_entry_metadata |出典作品が収録された文献のタイトル。 |
^Pages in Reference |Page_metadata |引用箇所の文献における位置。 |
==== Text ====
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^ページ ^データ ^説明 |
^用例本文 |Text_example |用例のテキスト。レトリックを理解するために必要になるテクストの全体。中略は(...)で示す。下線はFocusを示す。全角丸括弧で振り仮名をつける。 |
^Context |Context_1_example, Context_2_example | Focusを際立たせ、Standardを推測する鍵になる表現。Focusの左にあるContextは先行文脈 (Context_1_example) を、右にあるContextは後続文脈 (Context_2_example) を示す。 |
^Focus |Focus_example |修辞性が際立っている表現。Focusの表現はSourceの意味を表すことが多い。 |
^Standard |Standard_example | Contextから期待される標準的と思われる表現の候補。Standardは修辞表現の理解を助けるために記述されており、厳密ではない。不明の場合には空白にされる。丸括弧はStandardがテキスト中に現れていないことを示し、丸括弧の無いStandardは、StandardがTextのなかで言語化されていることを示す([[category:simile]]の場合など)。 |
^注 | Note_example | 用例テキストに関する注。 |
==== Rhetoric ====
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^ページ ^データ ^説明 |
^Category |Category_entry_rhetoric | 修辞学用語によるカテゴリー。 |
^注 |Note_rhetoric |修辞学的アノテーションに関する注。 |
==== Semantics ====
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^ページ ^データ ^説明 |
^Source |Source_entry_semantics |起点領域の意味クラス。リンク見出しは、用例において実現された表現形、ないしはその類義表現形。 |
^Relation |Mapping_type_sematics |「=」は概念メタファー、「>」は概念メトニミー、「<-->」は概念コントラスト。 |
^Target |Target_entry_semantics | 目標領域の意味クラス。リンク見出しは、目標領域の要素を表す表現形で、用例のContextから推測される最も具体的なもの。 |
^Pattern |Mapping_ID_semantics | 写像のパターン。SourceとTargetの意味クラスページの対応を、最も具体的な写像の記述とする。(写像の一般化については、写像ページのHypernyms等によって表現する。) |
^ 注 |Note_semantics | 意味論的アノテーションに関する注。 |
==== Grammar ====
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^ページ ^データ ^説明 |
^Construction |Construction_entry_grammar |構文の文法構造と、概念基盤の対応関係。見出しは構文形式。 |
^Mapping Type |Mapping_type_grammar | 概念メタファー、概念メトニミーのいずれか。Conceptual DomainのSource、Target、Elaborationを指定する。Sourceは喩える項、Targetは喩えられる項、Elaborationは両者に共通する項を表す。 |
^Conceptual Domain |Domain_type_grammar | Source、Target、Elaborationのいずれか。ConstructionにおいてA, B, C, ...のように表示されたLexical Slotsに入る語句が表す概念領域を示す。 |
^ Preceding |Context_1_grammar |Morphemeが接続する主要な先行文脈。 |
^ Morpheme |Morpheme_entry_grammar |Constructionの要素になっている形態素。 |
^ Following |Context_2_grammar |Morphemeが接続する主要な後続文脈。 |
^ Usage |Morpheme_ID_grammar |このConstructionにおけるMorphemeの用法。 |
^ 注 |Note_grammar | 文法論的アノテーションに関する注。 |
==== Pragmatics ====
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^ページ ^データ ^説明 |
^ Category | Category_entry_pragmatics |Effectの修辞学的分類。[[index:category]]の用語リストを用いる。 |
^ Effect |Effect_pragmatics | Focusとなる表現の効果。文章によってTextの解釈の内容を詳しく記述する。 |
^ 注 | Note_pragmatics | 語用論的アノテーションに関する注。 |
===== 修辞学的アノテーションのページ =====
[[index:category]]は、定義が揺れることがよくあります。修辞学的アノテーションのページでは、修辞学用語と用例の解説を行い、このコーパスでの定義と用例への適用範囲を分かりやすく示すことを目指します。
※修辞学的アノテーションのページは現在作成中です。
* 修辞学的アノテーションページの例:[[category:allusion]]
* 格納される名前空間は「category」です。
==== Metadata ====
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^ページ ^データ ^説明 |
^ページ見出し | Category_entry_rhetoric | 修辞技法のカテゴリー名。 |
^Page Type | | 修辞学的アノテーションページは「Category」。 |
^Category ID | Category_ID_rhetoric |修辞技法のカテゴリーのID。 |
^Superordinates | |このカテゴリーの上位カテゴリー。 |
^Synonyms | |このカテゴリーと同じような意味合いで用いられているカテゴリー。 |
==== Definition ====
分類基準となる一般的な定義特性。必要に応じて、典型例を示すことで、定義を解説する。
==== Subordinate Categories ====
このカテゴリーの下位カテゴリー。
==== Features ====
典型例や分類を挙げて、カテゴリーの特性を記述する。
==== Functions ====
用例によく見られる修辞的な機能を解説する。
==== History and Related Terms ====
修辞学と関連分野の研究史、および関連する用語について解説する。
==== Examples in the Literature ====
文献のなかで引用されている例を示す。
==== References ====
記述のなかで引用した文献のリスト。
==== Examples in the Corpus ====
このカテゴリーに分類されたコーパスに収録された用例ページのリスト。
===== 意味論的アノテーション(意味クラス)のページ =====
意味クラスの分類は、『[[https://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/goihyo.html|分類語彙表-増補改訂版データベース]]』にもとづいています([[index:mapping]]を参照)。
意味クラスページは、起点領域と目標領域が分かれています。
* 意味クラスページの例(起点領域):[[source:1.5501-2]]
* 意味クラスページの例(目標領域):[[target:1.3160-1]]
* 起点領域の意味クラスの名前空間は「source」、目標領域は「target」です。
==== Metadata ====
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^ページ ^データ ^説明 |
^ページ見出し | | Synonymsの第1項目(=当該段落番号の第1項目)の見出し。 |
^Page Type | | 意味クラスページは起点領域は「Source」、目標領域は「Target」。 |
^Thesaurus ID | Category_ID_rhetoric |シソーラス上で各段落番号を特定するためのID。『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「分類番号」にハイフンで「段落番号」をつないだもの。 |
^Level | |「Class」「Section」「Group」「Domain」のいずれか。この順に抽象度が高くなる。 |
^Domain | |「Group」以下のページで、所属する「Domain」を示す。『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「類」。 |
^Group | | 「Section」以下のページで、所属する「Group」を示す。『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「中項目」。 |
^Section | | 「Class」ページで、所属する「Section」を示す。『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「分類項目」。 |
==== Synonyms ====
『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「段落番号」に含まれる語のリスト。用例ページのリンク見出しは、Synonymsに掲載されているいずれかの語。『分類語彙表--増補改訂版--』に掲載されていないが、意味記述の上で必要である語句は、Synonymsの別箇条として追加している。
==== Conceptual Patterns ====
「As Source」の場合は、この意味クラスが起点領域である写像ページのリスト。「As Target」の場合は、この意味クラスが目標領域である写像ページのリスト。
==== Example ====
「As Source」の場合は、この意味クラスが起点領域である用例ページのリスト。「As Target」の場合は、この意味クラスが目標領域である用例ページのリスト。
===== 意味論的アノテーション(写像)のページ =====
[[index:mapping]]は、主な意味クラスと、概念写像のパターンを記述するページ。
* このページのセクションは、意味クラスと概念写像である。意味クラスのセクションでは、意味記述の方法とよく使われている意味クラスを概説する。
* 概念写像のサブセクションは、3つの写像タイプである、概念メタファー、概念メトニミー、概念コントラストについて解説する。
* [[https://www.kotorica.net/j-fig/metaphor/1.5506-4--1.2000-1|ページの例]]
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^Mapping Type |概念メタファー [metaphor]、概念メトニミー [metonymy]、概念コントラスト [contrast]のいずれであるか。 |
^Mapping ID |写像ページを特定するためのID。写像ページのページ名。SourceとTargetのThesaurus IDをハイフン2つでつないだもの。 |
^Level |一般化のレベル。用例から直接得られた写像には「1」、複数の写像ページから一般化された写像には「2」、Level 2の写像ページから一般化された写像には「3」を与える。(実装予定) |
^Description |写像の3要素であるSource、Relation、Targetを記述する。写像、起点領域の意味クラス、目標領域の意味クラスの頻度を示す。 |
^Source |起点領域の意味クラス。 |
^Relation |「=」は概念メタファー、「>」は概念メトニミー、「<-->」は概念コントラスト。 |
^Target |目標領域の意味クラス。 |
^Synonyms |用例ページでの写像の具体的な実現形。用例ページにおける写像ページへのリンク見出し。 |
^Hyponyms |この写像を具体事例として包含する、より抽象的な写像ページ。具体--抽象関係の抽象にあたる写像。(実装予定) |
^Meronyms |この写像をフレーム要素の一部として包含する、より全体的な写像ページ。部分--全体関係の全体にあたる写像。(実装予定) |
^Examples |この写像の具体例となる用例ページのリスト。 |
===== 文法論的アノテーション(構文)のページ =====
[[index:cx]]は、概念基盤となる写像のタイプごとに、構文ページをまとめたページ。
* このページのセクションは、概念メタファーを基盤とする隠喩志向構文、概念メトニミーを基盤とする換喩志向構文、等の構文類型の解説と、構文の要素インデックスからなる。
* このページのサブセクションは、各構文の機能類型の相互関係を解説する。
* ページタイトルは、構文構造のスロットにa, b, c, ...を入れたもの。最も基本的と考えられる構造を見出しとする。
* 活用形の差は無視して、構文に含まれる要素の組み合わせによって、1つの構文構造ページを形成する。構造や機能が異なる構文は、Description and Examplesの項で、別個に記述する。
* [[[https://www.kotorica.net/j-fig/cx/no|ページの例]]]
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^Construction ID |構文構造ページを特定するためのID。構文のElementsをあいうえお順に並べ替え、そのローマ字表記をハイフンでつないだもの。 |
^Description and Examples |Constructionごと、またはFunctional Typeごとに構文の特性を記述する。Construction、Mapping Schema、Functional Typeの下に、その構文構造の具体例となる用例ページをリストする。 |
^Construction |構文の文法構造と、概念基盤であるMapping Schemaの要素との対応関係。Mapping Schemaの要素の頭文字によって記述する。 |
^Mapping Schema |概念メタファーを基盤とする場合は「Target = Source <- Generic」。Genericは、SourceとTargetが共有する概念構造。概念メトニミーを基盤とする場合は「Source > Target <- Frame」。 Frameは、SourceとTargetが一部として組み込まれる概念構造。言語化される要素は太字で示す。 |
^Functional Type |構文の機能的な類型。 |
^Related Constructions |構造の要素が重なる他の構文構造ページのリスト。Elementsを含む構文構造ページがリストされる。 |
^Schema |構文構造ページから一般化された、スキーマ的なパターンとなる構文構造。(実装予定) |
^Elements |Schemaに含まれる文法的、語彙的要素。Schemaが特定されていない場合は、ページタイトルに含まれる全ての要素。 |
===== 文法論的アノテーション(構文要素)のページ =====
* [[[https://www.kotorica.net/j-fig/st/no|ページの例]]]
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^Description |構文要素となる文法的、語彙的要素の言語学的記述。 |
^Related Constructions |この要素を含む構文構造ページのリスト。 |
===== 語用論的アノテーションのページ =====
[[index:effect]]は、レトリックの用例で観察される表現効果と、その相互関係を解説したページ。修辞学で記述された現象に加え、具体的な用例観察にもとづいて、新たな効果分類を適宜追加する。
* このページのセクションは、Jakobson (1960) の言語の6機能のモデルにもとづき、修辞的効果の大分類を「認識的効果」「心情的効果」「対話的効果」「交感的効果」「メタ言語的効果」「詩的効果」に分けて解説する。
* このページのサブセクションは、関連し合う効果をまとめて解説する。
===== メタデータ(作者)のページ =====
[[index:reference]]は、用例の出典となる作品と著者をまとめたページ。
* このページのセクションは、作者の一覧と、年代ごとの作者リストを示す。
* このページのサブセクションは、作者の概要と作品リストを示す。
* [[[https://www.kotorica.net/j-fig/reference/akutagawa|ページの例]]]
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^Description |作者の解説。 |
^Works |このコーパスに収録されている用例の出典となる作品のリスト。 |
===== メタデータ(作品)のページ =====
===== メタデータ(文献)のページ =====
* [[[https://www.kotorica.net/j-fig/reference/akutagawa-mikan|ページの例]]]
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^Description |初出、おおよその文字数。可能な場合は『青空文庫』の本文へのリンクを示す。 |
^Reference |出典となる底本の書誌情報。 |
^Examples |この作品から収集された用例のページリスト。 |
===== 表記法 =====
^ A=B |AをBと見る(隠喩的関係、対応関係) |
^ A>B |AはBを示す(換喩的関係、指標関係) |
^ A<-->B |AとBは反対(対比関係) |
^ A/B |AとBはあいまい |
^ __X__ |XはFocus |
^ (X) |(Standard欄で使われる場合)Xは暗示的なStandard |
^ [X] |Xは注釈者の補足 |
^ ... |中略 |
===== 用語集 =====
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^ 用語名 | 解説 | 名前空間 |
^Category |[[index:category]]におけるカテゴリーページへのリンク。複数のカテゴリーに分類される場合は、半角カンマ+スペースでリンクを並列する。 |ex |
^Conceptual Mappings |文字通りの意味と修辞的な意味の写像関係の[[index:mapping]]。Source、Relation、Targetの記述からなる。概念メタファーだけでなく、概念メトニミー、概念コントラストについても起点領域、目標領域という用語を用いる。 |ex |
^Conceptual Mappings (As Source) |この意味クラスが起点領域である写像ページのリスト。 |source |
^Conceptual Mappings (As Target) |この意味クラスが目標領域である写像ページのリスト。 |target |
^Construction |文法的な構文構造。リンク見出しには、Mapping Schemaの要素との対応関係も、要素の頭文字を用いて記述する。 |cx, ex |
^Construction ID |構文構造ページを特定するためのID。構文のElementsをあいうえお順に並べ替え、そのローマ字表記をハイフンでつないだもの。 |cx |
^Context |Focusを際立たせ、Standardを推測する鍵になる表現。Focusの左にあるContextは先行文脈を、右にあるContextは後続文脈を示す。 |ex |
^Definition |分類基準となる一般的な定義特性。必要に応じて、典型例を示すことで、定義を解説する。 |category |
^Description |**[contrast, metaphor, metonymy]** 写像の3要素であるSource、Relation、Targetを記述する。写像、起点領域の意味クラス、目標領域の意味クラスの頻度を示す。**[cx]** 構文の定義、機能的特性などの解説。**[effect]** 定義や特徴などの解説。**[reference(著者ページ)]** 作者の解説。**[reference(作品ページ)]** 初出、おおよその文字数。可能な場合は『青空文庫』の本文へのリンクを示す。**[st]** 構文要素となる文法的、語彙的要素の言語学的記述。 |contrast, cx, effect, metaphor, metonymy, reference, st |
^Description and Examples |Constructionごと、またはFunctional Typeごとに構文の特性を記述する。Construction、Mapping Schema、Functional Typeの下に、その構文構造の具体例となる用例ページをリストする。 |cx |
^Domain |『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「類」。 |source, target |
^Elements |Schemaに含まれる文法的、語彙的要素。Schemaが特定されていない場合は、ページタイトルに含まれる全ての要素。 |cx |
^Example ID |各用例を同定するためのID。半角英字1文字+半角数字4文字。 |ex |
^Examples |**[category]** このカテゴリーに分類された用例ページのリスト。**[contrast, metaphor, metonymy]** この写像の具体例となる用例ページのリスト。**[effect]** この修辞的効果の具体例となる用例ページのリスト。**[fn]** この構文機能の具体例となる用例ページのリスト。**[reference]** この作品から収集された用例のページリスト。 |category, contrast, effect, fn, metaphor, metonymy, reference |
^Examples (As Source) |この意味クラスが起点領域である用例ページのリスト。 |source |
^Examples (As Target) |この意味クラスが目標領域である用例ページのリスト。 |target |
^Figurative Construction |文法的な[[index:cx]]のパターン。特に、直喩の言語指標のパターンを記述する。概念メタファー、概念メトニミー、概念コントラスト等のスキーマ的な概念構造の一部が、構文によって表現されると考える。 |ex |
^Focus |修辞性が際立っている表現。Focusの表現はSourceの意味を表すことが多い。 |ex |
^Functional Type |Constructionの主な修辞的機能。 |cx, ex |
^Functions |[[index:cx]]のFunctional Typeや[[index:effect]]にもとづき、用例によく見られる修辞的な機能を解説する。 |category |
^Group |『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「中項目」。 |source, target |
^History and Related Terms |修辞学と関連分野の研究史、および関連する用語について解説する。 |category |
^Hypernyms |このカテゴリーの上位カテゴリー。 |category |
^Hyponyms |**[category]** このカテゴリーの下位カテゴリー。**[contrast, metaphor, metonymy]** この写像を具体事例として包含する、より抽象的な写像ページ。具体--抽象関係の抽象にあたる写像。(実装予定) |category, contrast, metaphor, metonymy |
^Level |一般化のレベル。用例から直接得られた写像には「1」、複数の写像ページから一般化された写像には「2」、Level 2の写像ページから一般化された写像には「3」を与える。(実装予定) |contrast, metaphor, metonymy |
^Mapping ID |写像ページを特定するためのID。写像ページのページ名。SourceとTargetのThesaurus IDをハイフン2つでつないだもの。 |contrast, metaphor, metonymy |
^Mapping Schema |概念メタファーを基盤とする場合は「Target = Source <- Generic」。Genericは、SourceとTargetが共有する概念構造。概念メトニミーを基盤とする場合は「Source > Target <- Frame」。 Frameは、SourceとTargetが一部として組み込まれる概念構造。言語化される要素は太字で示す。 |cx, ex |
^Mapping Type |概念メタファー [metaphor]、概念メトニミー [metonymy]、概念コントラスト [contrast]のいずれであるか。 |contrast, metaphor, metonymy |
^Meronyms |この写像をフレーム要素の一部として包含する、より全体的な写像ページ。部分--全体関係の全体にあたる写像。(実装予定) |contrast, metaphor, metonymy |
^Pattern |写像のパターン。SourceとTargetの意味クラスページの対応を、最も具体的な写像の記述とする。(写像の一般化については、写像ページのHypernyms等によって表現する。) |ex |
^Prototype, Schema, and Extension |Prototypeは典型例を意味し、典型例が備える性質を記述する。Schemaは、すべての用例に共通する性質。Extensionは、典型例が備える性質のいずれかを欠く拡張例を記述する。 |category |
^Reference |出典となる底本の書誌情報。 |reference |
^Related Categories |この修辞的効果が観察される修辞技法のカテゴリーのリスト。 |effect |
^Related Constructions |**[cx]** 構造の要素が重なる他の構文構造ページのリスト。Elementsを含む構文構造ページがリストされる。**[fn]** この構文機能をもつ構文構造ページのリスト。**[st]** この要素を含む構文構造ページのリスト。 |cx, fn, st |
^Relation |「=」は概念メタファー、「>」は概念メトニミー、「<-->」は概念コントラスト。 |contrast, ex, metaphor, metonymy |
^Rhetorical Effects |Focusとなる表現による[[index:effect]]。効果のタイプの記述に加え、文章によって修辞的な意味解釈の内容を詳しく記述する。 |ex |
^Schema |構文構造ページから一般化された、スキーマ的なパターンとなる構文構造。(実装予定) |cx |
^Section |『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「分類項目」。 |source, target |
^Source |起点領域の意味クラス。リンク見出しは、用例において実現された表現形、ないしはその類義表現形。 |contrast, ex, metaphor, metonymy |
^Source/Target |起点領域/目標領域のいずれとして用いられているか。 |source, target |
^Standard |Contextから期待される標準的と思われる表現の候補。Standardは修辞表現の理解を助けるために記述されており、厳密ではない。不明の場合には空白にされる。丸括弧はStandardがテキスト中に現れていないことを示し、丸括弧の無いStandardは、StandardがTextのなかで言語化されていることを示す([[category:simile]]の場合など)。 |ex |
^Synonyms |『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「段落番号」に含まれる語のリスト。用例ページのリンク見出しは、Synonymsに掲載されているいずれかの語。『分類語彙表--増補改訂版--』に掲載されていないが、意味記述の上で必要である語句は、Synonymsの別箇条として追加している。 |source, target |
^Synonyms |用例ページでの写像の具体的な実現形。用例ページにおける写像ページへのリンク見出し。 |contrast, metaphor, metonymy |
^Synonyms |このカテゴリーと同じような意味合いで用いられているカテゴリー。 |category |
^Target |目標領域の意味クラス。リンク見出しは、目標領域の要素を表す表現形で、用例のContextから推測される最も具体的なもの。 |contrast, ex, metaphor, metonymy |
^Text |レトリックを理解するために必要になるテクストの全体。中略は(...)で示す。Focusには下線が引かれる。難読漢字(なんどくかんじ)には全角丸括弧で振り仮名がつけられる。Textの末尾には、[[index:reference]]となる作品の著者と作品名、ページ数が付与される。 |ex |
^Thesaurus ID |シソーラス上で各段落番号を特定するためのID。『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「分類番号」にハイフンで「段落番号」をつないだもの。 |source, target |
^Works |このコーパスに収録されている用例の出典となる作品のリスト。 |reference |